一体基礎スキーって何?
- skiofftrainer8
- 2016年11月15日
- 読了時間: 2分
こんにちは、動作改善トレーナーの八巻です。
当ページでの投稿をだいぶお休みしてしまっていましたが、
スキーシーズンも近づいてきたという事で、
スキーの技術向上論のお話をこちらでして行こうかなと思います。
スキー上達に必要な姿勢のお話はこちらのページでしています。
SAJのバッジテストというのがあります。
スキーヤーの技術レベルを確かめるのに受験する人も多いと思います。
私もスキーヤーとして腕試しに受けてみればいいとも思うのですが、
あまり気が進みません。
というのは、ちっともガイドラインが一定していない教程の中身に
信頼がおけないなと感じるのですね。
例えば、2~3年前まで「内足にのりなさい」と言っていたのに、
ある年を境に「外足にのりなさい」と言うようになったなどというのは、
その最たるものです。
教える側はたまったものではないでしょうね・・・・
さらに、
このバッジテストのためのスキーを「基礎スキー」と言いますが、
この基礎スキーとやらが、ちっともスキーの「基礎」になっていないとも思うのです。
いろいろと理論武装した人が考えた理論でつくられた滑り方だとは思うのですが、
これがアルペンスキーやモーグルのような競技スキーにほとんど「応用」が利かない滑りなんですよね・・・
バッジテストに受かる事を目的としているスキーヤーがこれをするのは別にいいのですが、
例えば競技スキーを目指す子供などにこのスキーを植え付けてしまうと、
おそらく競技力の優れたスキーヤーにはならないと思います。
また、よく基礎スキーをしている方が
「基礎とモーグルは違う」などとよく言っているのを聞きます。
実際に現状の基礎とモーグル・アルペンとは違うと思います。
しかし、本来はカテゴリーによって滑り方が違うというのは不自然です。
「基礎」をうたうなら、
そこで学んだ滑りでポールやコブを滑る事が出来なければおかしいと思うのですが、
みなさんはどう思いますか?
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