腹筋を鍛えると、スキーが下手になるって本当?
- skiofftrainer8
- 2018年11月25日
- 読了時間: 3分
雪が降ったようで、かぐらスキー場が今日オープンのようですね!
あたたかかったのでどうかなというところでしたが、
三連休に予定をされていた方は嬉しいニュースでしたね。
私も例年春を中心にかぐらスキー場には行きます。

※春の画像です。
昨年は4月にイベントレッスンをこちらでやりましたが、
今シーズンも4月に計画しておりますので、よろしくお願いいたします。
そんなシーズンインを待ちわびながら、
スキー上達・体力向上のために
腹筋をやっているという人もおられると思います。
今回はその腹筋が、スキー上達の妨げになるというお話をします。
”腹筋”は逆効果。その理由とは?
コブ斜面を滑ると特に顕著になりますが、
大きく脚を屈むと骨盤が後傾するという人も多いのでは?
脚を屈む動作は、イコール脚を上げる動作なのですが、
脚を上げる時に、お腹側の筋肉を縮めてしまうと、
骨盤は後傾してしまいます。
この、脚を上げる時に骨盤を後傾させる大きな原因となっているのが、
「大腿四頭筋」です。
脚を上げる=股関節を曲げる時には、たくさんの筋肉を使います。
その中で、一番大きな力が出せそうのなのが、大腿四頭筋です。
その中でも「大腿直筋」は、膝から骨盤の上部までつながっていて、
この筋肉を収縮して脚を上げてしまうと、骨盤まで後傾させてしまいます。
股関節をしっかりと曲げるには、
腸腰筋や内転筋といった他の筋肉達も協調するといいのですが、
大腿直筋の力が強いと、そればかりが活躍してしまうのです。


この筋肉が強くなる要因としては、
こんな姿勢を普段からしている事が大きかったりします。
お腹が縮んだ姿勢ですね。
お腹が縮むと、骨盤の前下部・恥骨が筋肉に引き上げられてしまいます。
この引き上げ筋が腹直筋で、
大腿直筋とタッグを組むと、
骨盤後傾を誘発してしまいます。
コブ斜面などでお尻がどんどん落ちてくる人は、
こいつらが働き過ぎているからなのです。
腹筋トレーニングは、
その動作をさらに鍛えてしまうのです。

ですので、こういう腹筋トレーニングは止めておきましょう。
まとめ:
腹筋や、大腿直筋の力が強いと、骨盤は後傾する
⇒脚を曲げるたびにお尻が下がる⇒暴走・転倒
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