スキー、上半身の構えはどうするの?
- skiofftrainer8
- 2019年2月12日
- 読了時間: 3分
さて、ちょっと時間があいてしまいましたが、
先日の講習のお話の続きです。
今回は、先生から聞いたスキーのポイントその2
「滑る時、上半身はどう姿勢をとればいいの?」
上半身は常に動いている。だから・・・
「滑る時、上半身はどういうポジションをとればいいの?」
この質問に対して、先生はこうお答えになりました。
「つくらなくていいです!」
「歩く時もそうですけど、上半身は動作中常に動いていて、
ずっと同じ姿勢じゃないから、固定すると、逆に不自然な動きになってしまいます」
姿勢・動作を指導する事が専門のトレーナーの私もまさに納得の返答でした。
歩く時で例にとると、
歩く時って、腕が常に前後に振れていますよね?
腕が振られているのと同時に、肩甲骨や胸郭・背骨も一緒に動いています。
これは人間が4足歩行の動物である事の名残です。
歩きも足の上を体が一緒に移動する動作で、スキーはこれを応用しているに過ぎません。
ですから、スキーを滑る時に上半身の姿勢を固定するという事は、
歩く時に腕を振らずに姿勢を固めたまま歩くのと同じです。
(そんな事しませんよね・・?)
※でも、ランニングメソッドの一部に、肘を後に引いたまま位置を固定した走り方を推奨しているものがありますね・・これは人間本来の動きを無視した走り方と言わざるを得ません・・


このように、画像で切り取ると、腕が前に出ているというおおまかな共通点はありますが、
下半身や板に対しての上半身の向きは常に変化しながら滑走を続けています。
上半身を固定してしまうと、その変化を妨げてしまいます。
上半身を意識する前に、下半身の動きをしっかり覚えよう!
そうすれば、上半身のポジションも自ずとつくられる!
私も普段コブを滑る時はもちろん、整地を滑る時も、
上半身の姿勢や動きは二の次にし、
とにかくしっかり屈伸運動をする事を第一に考えています。
しっかり踏めている時は、上半身の形も自然と整っています。
2級や1級の検定でも、
ストックをつく事をあまり問うていないのも、
下半身を使って、踏んでターンする事を一番問うているからだと思います。
まずは、下半身の動きをしっかり覚える事から再確認してみてください!
スクワットがきちんと出来るかも、大事ですよ(^ ^)p
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