コブ斜面滑走練習法・まずは”ハの字”で!
- skiofftrainer8
- 2019年2月21日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
今回は、コブ斜面上達のためにも
「プルーク」の練習が有効だというお話です。
コブ斜面でキッズが板をハの字にしながら
上手にコブ斜面を滑っているのを見かける事があります。

コブ斜面があまり得意でないというスキーヤーの皆さんは、
コブをプルークで降りる事は出来ますか?
子供に比べ、板が長いのでやりやすさに違いはありますが、
整地同様、スピードコントロールをしながらプルークで降りてこられるかは
コブ攻略には欠かせない課題です。
プルークで、外向姿勢での荷重を身につける
コブを滑る際に、よく言われる事が
「体は常にフォールライン、板が斜め」という滑走姿勢です。

これで板をスライド(ずらす)し、適度にスピードコントロールをしていく訳です。
この時に谷脚に荷重がきちんとかけられていないと、暴走してしまいます。
この時の姿勢が、いわゆる「外向姿勢」ですが、仮にこの画像の状況で、
体と板のトップの向きが同じ向きだったら、どうなるでしょう?
滑走速度は上がり、コントロール不能になるでしょう。
コブで暴走してしまう人は、
コブの中で外向姿勢がとれずにいる事が大きな原因と思っていいでしょう。
プルークは、片脚レベルで板に対して「外向姿勢」をつくれる
そんな時に板を揃えての横滑りの練習を、コブスクールではよく行います。
確かにこの練習も大事な練習なのですが、
これは谷脚に体重をしっかりかけられない人や
そもそも日常動作レベルで「外向姿勢」の動作が苦手な人には
大変難しい練習方法です(そもそもそういう人は横ずらしが出来ない)。
板を揃える前に、プルークで荷重をかける練習と、横ずらしを練習するべきです。
なぜならプルークは、板の先を自分の体の内側に向けたハの字にするので、
この姿勢のまま荷重をかけてターンをする事で、
外向姿勢で荷重をかける練習になるからです。

パラレルターンというのは、ここから山足の板を谷足に揃えただけの事です。
逆に、プルークがきちんと出来ていないと、
パラレルターンに発展は難しいという事になります。
お尻が一緒に回ってしまいながら何とかコブを降りているという人は、
プルークでコブを降りる事が出来るかを試してみてください。
暴走してしまうようであれば、滑り方を改善する必要があります。
ちなみに、こちらの動画は長いお付き合いのクライアントさんが
プルークでコブを滑走されているものですが、
しっかりと荷重をかけながら滑っています。
さらに、上の画像のお子さんの、1年後の滑走動画です。
板が揃ってきました。
きちんとプルーク(さらにシュテムターンでも)で外向姿勢での荷重を練習すると、
板はそのうちに揃ってきます。
ゲレンデレッスン
コブ斜面克服のきっかけに!
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整地でスキーの基本「踏んでターン」を行い、午後はコブの練習をする、
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半日のみの参加もOKです。
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