スキーのためのカラダの使い方~力を逃がして、しなやかに~
- skiofftrainer8
- 2018年7月29日
- 読了時間: 2分
車のカスタマイズで感じた、スキーパフォーマンスアップのための
カラダ調整ポイント
先日、冬にはスキー場への足にもなる愛車をカスタマイズしました。
そのパーツは、シャーシを補強しているものを交換したものです。
ノーマルの状態では、1本の棒のようなものが渡してある
「突っ張り棒」のようなものなのですが、
カスタマイズパーツはその棒の中間にピロボールという可動部分が加わったものです。


画像(上)が交換前、(下)が交換後
下はパーツの真ん中に可動する箇所が加えられている。
実際に乗ってみると、
今まではカーブを曲がる時に、後ろの方がフラッとする感じが気になっていたのが、
そのフラッとする感じが無くなり、しなやかに車が動いてくれる感じになりました。
乗り心地もこれまでよりふわっとした感じになりました。
車がカーブをより高速で曲がろうとすると、遠心力によって「ロール」が発生します。
ロールを軽減させるには、サスペンションを硬くしたり、車高を下げたりするのが一般的ですが、
そのどちらもせずに、ロールが減ってコーナーリング性能が上がるというのが驚きでした。
このパーツは、力を逃がしたい時は曲がって衝撃を吸収し、
踏ん張りたい時は従来のパーツのように突っ張り棒の役目をしてくれるのです。
時には力を逃がし、時にはしっかり力を発揮する
パフォーマンスアップのために欲しい機能
体にも、こんな風に「しなやかさ」と「強さ」が共存すると
より高いパフォーマンスを発揮出来ます。
体幹トレーニングや、ゆっくりとした動作でのウェイトトレーニングによって、
常に筋肉に力が入った状態がキープされてしまうと、
筋肉・体の動きからしなやかさが失われてしまいます。
このパーツの場合は、しなやかな動きを加える事で、
タイヤの接地性を上げる効果があるようですが、
人間の体でも、股関節の可動性や背骨の可動性が上がる事で
時には衝撃を吸収し、時には地面に大きな力を加える事が出来るようになります。
ただ、こんな小さなパーツを入れ替えるだけでしなやかな動きを実現出来るのも、
そもそものシャシー・ボディの性能が高い事にある事は間違いありません。
人間の場合は、背骨(体幹)の部分を整える事が、車でいうシャシー性能の高さにつながります。
ここから様々な動作テクニックを付けていく事で、スキー上達にもつながるのではないでしょうか?
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