スクワットは、奥が深い
- skiofftrainer8
- 2018年1月15日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年6月13日
こんにちは。
前回、しゃがむ動作を繰り返す事でだんだんスキーが踏めるポジションから外れてしまう人が多いというお話をしました。
前回記事「コブで暴走する理由は”ちゃんとしゃがめない”」
これは言い換えると、筋力トレーニングのエクササイズとしてもおなじみの、
スクワットが上手に出来ないと言い換えてもいいでしょう。

スクワットでは、
股関節以下の脚の関節が主に大きく曲げ伸ばしされます。
このように股関節が大きく曲がると、
同時に膝関節と足関節(足首)も連動して曲がります。
足首が曲がると脛が前傾しますので、
下の画像のように、ブーツのタンにすね圧をかける事が出来ます。

しゃがめば本来はこのようによりすね圧がかかるはずなのですが、
そうならない事が多いのはなぜなのでしょう?
しゃがんだ時に骨盤が後傾してしまうから
目安として、しゃがんだ時に骨盤と頭の傾く方向が同じである事。


頭が前へお辞儀をしたら、骨盤もこのように前へお辞儀をしないといけないのですが、

ブロックで表してみました。
前へお辞儀した時に、頭と同じ方向に骨盤が動けば骨盤は脚の上にのるのですが、
頭と反対の方向へ動いてしまうと、骨盤は脚から落ち、後傾してしまいます。
こうなると、すねも後に引っ張られてしまい、すねもまた後傾してしまうのです。
この動作がしゃがむ時に出るので、
体の重心が後ろになり、だんだん暴走してしまうのです。
そうならないようにするには、脚をいかにたためるか、
そのやり方が大事になります。
股関節をどう使うかは、特に重要です。
次回はそのあたりを解説します。
1からコブ斜面の練習方法を。
「体の組み立て方」から学ぶ、コブ斜面
整地は得意だけど、コブはどうも・・という方のために、
コブが苦手だった姿勢改善のプロが、自らを上達させていった練習方法を公開いたします。
コブ上達のために、整地滑走が大事と言われますが、
それより前の「姿勢づくり」や「コブ滑走に必要な身体動作」から当レッスンではお伝えし、コブを滑る上での”基本性能”を上げるところから上達を目指します。
日時:2018年3月11日(日)10:00~15:00(途中休憩1hあり)
会場:神立高原スキー場
参加費:5千円
お申し込みはお問い合わせフォームからお願いいたします。
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