姿勢づくりの新たな概念・肋骨伸ばし
- skiofftrainer8
- 2017年6月9日
- 読了時間: 2分
姿勢改善のための、重要な「骨盤」以外のパーツとは?
そのパーツは、「胸郭」
みなさん、「胸郭」って、体のどこの事を言うかご存知ですか?
いわゆる「あばら骨」一帯の部分を言います。

12本の肋骨と鎖骨・肋骨前側にある胸骨で成り立っています。
後は胸椎(背骨)と接しています。
この胸郭が、姿勢や骨格の形成に大きくかかわっているのです。
肋骨間が縮むと、背骨も崩れ、姿勢も崩れる
胸郭の多くを構成するのが「肋骨」です。
この肋骨の間には適度な間隔があり、
例えば前屈みになる時は前が縮んで後が拡がり、
後屈する時はその逆と、背骨のしなりに合わせて動きます。
しかし、これがどちらかに縮んだまま固まってしまうと、
それがそのまま不良姿勢につががるのです。

イラストのように、肋骨の前後左右の片方が縮んだままになる事で、
背骨もS字カーブが崩れ、骨盤も過剰に前傾したり、後傾したり
左右の高さが違ったりして、いわゆる「骨盤のゆがみ」になるのです。
実はよく言う「骨盤のゆがみ」は、背骨や胸郭といった上半身から来るのです!
ゆがみ改善のために、肋骨間を引き伸ばす
崩れた骨格を立て直して、体の位置をリセットする。
体のゆがみ、骨盤のゆがみを改善するために必要な事、
それは縮んだ肋骨の間を引き伸ばしてあげる事です。
例えるなら、あなたの今の胸郭は、縮んでしまったちょうちん。
それを拡げてあげるようにします。


こんな感じから→こんな感じへ
そのために、まずは自分の体がどういう風にゆがんでいるのかを
自ら知っておく必要があります。
そのストレッチ法を次の記事でご紹介します。
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