股関節は、”脱力”がカギ!
- skiofftrainer8
- 2018年7月19日
- 読了時間: 2分
体に力が入っていると、股関節の動きはどんどん悪くなる
今回は股関節のスムーズな動きを邪魔する作用についてのお話。
冒頭にもあるように、
体に力が入っていると、股関節の動きは悪くなっていきます。
股関節は球関節なので、
転がすように動かすと、曲げ伸ばしの動作が素早くスムーズになっていくのですが、
股関節まわりの筋肉が力が入り、股関節を固めてしまうと、
その転がり動作はスポイルされてしまうんですね。
体幹トレーニングなどで、体幹部に力を入れ固める癖をつけてしまうと、
その力みは腕脚・そして末端へと力みが伝わってしまいます
(専門用語では「オーバーフロー」と言います)
全力でのプレーは、ベストパフォーマンスを生まない?
以前、サッカー選手をみていた時の事。
スプリントの練習をしていた時に、
「全力で走って!」と言った時と、
「7~8割位で走って!」と言った時のタイム計測をそれぞれ行うと、
後者の方が良かったのです。

全力で走るように言うと、体が明らかに力んで、
見た目にもあまり速く感じず、むしろ7~8割の力で走った時の方が、
体が軽やかに動いているように見えました。
タイム的にも後者の方が速かったという訳です。
スプリントの場合は、脚の回転力・しかもその動作は反射運動での動作が必要になりますので、
いかに脚に無駄な力を入れっぱなしにせずに使えるかが大切です。
コブ滑走の場合もスプリントの時と同じです。
吸収の時は特に脱力が出来ると荷重がより強くかけられますし、
速く脚が動く事が出来る状態になります。
まあ、まずはきちんとスクワットが出来るようにする事が前提なので、
まずはゆっくり正しい動作を練習しましょう。
オフのうちに練習しておきませんか?
スキースクールの他、
姿勢やスキーに必要な基本動作を習得するオフトレーニングやっています。
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