球速のアップに、筋力トレーニングは必要?
- skiofftrainer8
- 2016年4月5日
- 読了時間: 2分
スポーツアスリートの間でも盛んになってきた「ウェイトトレーニング」 球速をアップするためにも欠かせないのでしょうか?
しかし、プロ野球選手にも筋トレをしないで高いパフォーマンスを 発揮している選手もいます。
筋力以外にも、球速アップに必要な事とは?
最近はウェイトトレーニングがプロ野球選手だけでなく、高校球児の間にも広まっているようです。
昔は甲子園大会でも140kmを超える投手はそれほどいなかったように感じますが、
最近は150km前後の球を投げる投手も毎大会見られるようになりました。
これはウェイトトレーニングの効果もあるのかなとも考えられます。
しかし、ウェイトトレーニングによって筋力が上がる事によって球速がアップしたと言うよりは、
体重がアップした事による移動エネルギーの上昇によるところが大きいのではないかと私は思います。
投球動作は、プレートからホーム方向へ向かって体を移動させます。
その移動で発生したエネルギーを止める(軸足と逆の前側の足が接地する)と、
上半身がその反動でさらに前に飛んでいきます。
この力を上手く発生させる事で、強く速く腕を振る事が出来ます。
この移動エネルギーは、当然重い物体の方が大きいですから、
大きい人の方が有利ではあります。
しかし、体を移動させるには筋力は要りませんので(地球には重力があるから)、
重力を利用して的確に体を移動させるテクニック(下半身の移動)を身につけ、
そして上半身にその力を伝え、ボールに伝える体の使い方を身につける。
これがより重要なのではないでしょうか?
上半身の使い方というのは、体を鞭の様にしならせ、
全身の動作でボールを投げるようにすることです。
前田健太投手や金子千尋投手のような投球フォームは参考になると思います。
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