スキー以前の「基本動作」を改善する
- skiofftrainer8
- 2018年4月18日
- 読了時間: 2分
何度も出来ない事には、理由がある
スキーをしている時、
「どうしてもこれが出来ない」という事があったり、
「コーチから、いつも同じ事を言われる・・」
という経験をしたりした事がある人は多いのではないでしょうか?
逆に指導する側の人も、
「この人何回同じ事を言っても出来ないのだろう?」
と思った事があるのではないでしょうか?
「どうしても出来ない」事には、理由があります。
それは、
「やりたい動作の基になる動作」が出来ていないからなのです。
例えば普段猫背の人に、スキーで滑る時に
「背中を丸めるな!」
と言っても、それは難しい話です。
普段体重がかかとにのっている人に
「つま先側に重心を寄せろ!」
と言っても、それもまた難しいでしょう。
「立つ」「歩く」に代表される、基本身体動作の上に、
スキーその他スポーツの動作「応用動作」がある
スキーをはじめとするスポーツやダンスなどは、
身体の動作でいうと、「応用・発展動作」になります。
応用の下には必ず基本があります。

スキーの下にある基本動作はなんでしょう?
それは、人が生きていくために絶対必要な、
「立つ」「座る」「歩く」という動作です。
これらの動作は、スキーに限らず、すべてのスポーツ動作の基になっている動作です。



スキーは重心の移動がいかに左右の足にスムーズに出来るかが、
最も重要な要素になりますが、
身体を移動させるために使う「立つ」「座る」という股関節の動作と、
それを左右交互に使って「歩く」動作を正しく行う事で、
スキーでも左右の足に交互に踏みかえる=重心移動をする下地が出来ます。
普段しっかりこの要素を使っていない人は、
スキーの時でもなかなか「踏む」事が出来ないのです。
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