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”肩甲骨を寄せる”は、間違った姿勢のつくり方


今回は、世間ではよく言われているけど、

実は間違っている”正しい”姿勢のつくり方のお話です。

姿勢改善の為のキラーワードが実は・・・

肩甲骨を寄せる

姿勢を正す際によく言われるワードで、

よくやっているという方もいらっしゃるのでは?

なぜ、肩甲骨を寄せる動作を、姿勢改善の為にするのか・・・?

それは、肩が前に出て、背中が丸まった姿勢を正す為だと思います。


肩が前にあるのを後へ戻すために、肩甲骨を寄せて姿勢を正そうという考えです。

しかし、これでは実は姿勢は元の正しい姿勢にはなりません!

そもそも、肩が前に出て悪い姿勢になった訳ではないからです。

肩が前に出たのではなく、

胸郭が後へ落ちたから姿勢が崩れたのだ

上のような姿勢の人は多いと思いますが、

どうしてこう崩れるかというと、

「胸が後へ落ちた事」が原因です。


月刊スキーグラフィック2013.8月号(筆者監修記事)より

肩が前に出ているように見えるのは、肩が前に出たからではなく、

胸が後に下がったのが原因で、肩や腕の位置は変わっていません。

ですから、この状態で肩を引いても、より体は後ろへいくだけです。

重力によって背骨が丸まり、胸郭も一緒に沈む

これが姿勢を崩す原因

座った時など、姿勢が崩れるときは大体左のイラストのようになります。

これは上半身が重力などの力によって上からつぶされる事で起こります。

この状態で真ん中のイラストのように、肩甲骨を寄せたり骨盤を前傾にしたところで、

全然元には戻りません。

姿勢の崩れが、上からつぶされた事が原因ならば、

上に引き上げて戻さなければなりません。

肩が前に出て猫背にみえる人がやらなければならないのは、肩甲骨を寄せる事ではなく、

鎖骨の間くらいのところ・胸の上部を前上方へ引きあげる動作です。

姿勢改善をするには、まずどう姿勢が崩れたのかを正しく知らなくてはなりません。

そこを知る事無しで見た目だけ変えようとすると、間違った方向へ進んでしまいます。

姿勢改善の奥深いところです・・。


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