スキーで培った重心移動
- skiofftrainer8
- 2016年3月15日
- 読了時間: 2分
前回記事の重心移動からの、スピンオフ記事です。
現在テニスの世界ランキング1位に君臨している選手と言えば、
セルビアのノバク・ジョコビッチ選手。

彼の動きを見ると、速い・正確というのは言うまでもありませんが、
それ以上に感じるのが、
「動きに全く無駄がない」という事。
体(特に骨盤から上)が無駄な動きをすることなく、
重心の移動だけで体を移動させる・打球を放つ動作をしているのです。
同じくトッププレーヤーのフェデラーと動きを比較してみても、
ジョコビッチの動作は最小限で理想的に見えます。
前後左右に移動しながらも、
両足の上から骨盤は逸脱する事無く、
まさに前回の動画でお話したように、中の重りだけが動いて左右の足に重心を交互に移しているのです。
この動きを可能にする「重心移動」を培ったのが、
スキーだと言うのです。
ジョコビッチはスキーの腕前もかなりのものだそうで、
今もシーズンには滑っているとか。
スキーはまさに左右の足への交互の重心移動によって成り立つスポーツです。
この感覚が体に染み付いている人は、
当然ながら他のスポーツをしても、その動きが自然に出ると思われます。
重心移動の感覚を正しく体が認識すると、
スポーツ万能の体になると言っても過言ではありません。
筋力に頼らなくても、今より大きな力を発揮し、スピードもアップするという、
まさにパフォーマンスアップの肝となる動作です。
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